解決への道
解決への道
お互いに相手に変わることを要求し合うようになると、二人の関係はたちまち険悪な関係になります。
いったんこの図式にはまってしまうと蟻地獄のようなもので、もがけばもがくほど深みにはまり、最後はお互いに罵り合うようになって、夫婦の関係は"泥沼状態〃になってしまいます。
結局、「これ以上一緒にいれば、お互いの傷が深くなるだけだから、心で線を引きましょう。といって離婚ということになるわけですが、子供のことを考えるとそう簡単にはいきません。
たとえ今、二人がどんなに難しい関係でも、必ず解決の糸口を探して、仲直りできる道を見出さなくてはなりません。
では、いったいどうずれば解決できるのでしょうか。それはたった一つ「ありのままの相手をうけ入れること」です。
「今のままのあなたでOKです」という姿勢をとるのです。そうしたときに初めて、二人が同じスタートラインに立つことができます。
そのうえで、「相手に要求する」のをやめて、「相手の願うことを満たしてあげる」という姿勢になって、奉仕するような気持ちで尽くしていけば、すべてが変わってきます。妻が尽くしてくれると、夫は愛してあげたくなります。
また、夫が愛してくれれば、妻はもっと尽くしてあげたくなります。こうして、いったん良いほうに回り始めたら成功です。
どんどん夫婦の愛情が成長を始め、気がつけば誰もがうらやむ仲の良い夫婦になっていることでしょう。
変えられるのは「自分」だけ
友人とか会社の同僚、近所の人といった少し離れた立場にいる人たちには、親切にしてあげたり、思いやりをもって接することができるのに、不思議なことに家族となると、かえって難しいのです。一見、矛盾したことのようですが、現実にはよくあることです。
人にしてもらいたいと思うことは何でも、あなたがたも人にしなさい。これこそ律法と預言者である。(マタイの福音書7章12節)