夫婦・夫と妻の温かい家庭づくり・幸せへの道

男性のプライド

男性のプライド

母親が強すぎると家庭の秩序にゆがみが生じ、子供の教育にも問題が生じるということは、多くの人が指摘していますが、厳密に言えば、母親の強い性格自体が悪いのではなく、その強さが、男性の自尊心を傷つけやすいからです。

ほとんどの男性の自尊心は、女性が想像もつかないくらい非常にデリケートなのです。

「夫がなぜ、急に不機嫌になったり、急に怒りだすのか、その理由がわからない」という女性の声をよく聞きます。それは夫に対する不遜な態度や横柄な言い方が、デリケートな「男の自尊心」をひどく傷つけるからです。

不思議なことにこの「男のプライド」というものは、一見非常におとなしそうに見える男性にもしっかりと眠っていて、妻が不用意な言葉を発すると、突如として爆発することがあります。

「たいしたこともできないくせに、プライドだけはもっているのが気に食わない」ということで、自分の夫を「これでもか、これでもか」とこき下ろして、そのプライドを打ち砕く奥さんがときどきいます。

そうやって夫から一切のプライドを剥ぎ取ったとき、そこにはどんな男性が残るのでしようか?素直で優しい"理想の夫"が誕生するのでしょうか。答えはNOです。

そこには、不機嫌に怒鳴ったり、酒に酔って暴力を振るうか、働く意欲も家族に対する愛情もなくなった一人の"廃人〃がいるだけです。

男と女が結婚し、ペアとして一体となるために、男性には主体的性質、女性には対象的性質をより強くもつ存在として創られたようです。

主体は積極性、能動性、責任感といった性質を強くもちます。そこから生ずる「主体としての特質」と「主体が主体たらんとする欲求」が、「男のプライド」であると考えるとき、男のプライドは、天が与えた大切な性質であると言っても良いでしょう。

結婚した男性は、家族という組織の中で、「主人でありたい」という欲求をもち、「主人としての責任を果たしたい」という強い欲求をもっています。

その点だけを尊重してくれれば、たいていのことには寛容で、妻や子供の願い通りにしてあげたいと思っているものなのです。

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