夫婦・夫と妻の温かい家庭づくり・幸せへの道

男と女の違い3

男と女の違い3

『話を聞かない男、地図が読めない女』の著書で知られる、ビーズ夫妻によれば、コミュニケーションの能力では、男女に大きな開きがあると言います。

通常、女性は1日に6〜8000語の単語を話しており、更に、「工―ッ」とか「ワオ―」といった言葉にならない声や音を2〜3000回、顔の表情や頭の動きなどのボディーランゲージを8千〜1万回発しているようです。合わせると約2万回の意思表示としての「言葉」を発していることになります。

一方、男性が1日に話す単語数は約2〜4000語、「オー」とか「ヤッ」とかの声や音は一〜2000回、ボディーランゲージは2〜3000回と言われています。合わせて一も約7000回で、女性の三分の一程度です。

つまり、女性は、男性の3倍以上話して、やっと満足できるということがわかります。

ですから、パートとか、趣味、ボランティア、近所の奥さん方との交流が多い主婦の場合は、昼の間に十分に話しているので問題ありませんが、家にいることが多くてあまり話し相手がいない主婦は、夫が帰ったらとにかく話したい。部屋から部屋へと、夫について回りながら話をします。

夫は、「フン、フン」とは言うものの疲れた様子で、聞くのがおっくうそう。最後は、寝床で横になっている夫のそばに座って、「あの人が、こうして、こうなのよ。ねえ、ちゃんと聞いてるの?」といった具合です。

男性の言語活動では、もう昼の間に、会社で「言葉」を使い果たしているので夫は疲れ気味。あまり話したくないのです。

一方、奥さんは、まだ今日の「ノルマ」が終わっていないのですから、このままでは、安らかに眠れそうもないのです。

こんなとき、男性はお疲れとは思いますが、とにかく妻の話を黙って聞いてあげるように努力しましょう。ときどき、首をコタンと下げて、相槌を打ってあげれば十分です。

一方、妻としては、家での夫の沈黙を尊重してあげ、穏やかに見守ってあげる努力をしましよう。彼が、無口だからと言って、「何か腹を立てているのでは」とか「私に気に入らないことがあるのでは?」などと心配しすぎないでください。

話をする動機と目的も違います

会話をする動機も、男性と女性とでは相当違います。
男性は「用件があるから話す」のですが、女性の場合は、用件があるときだけではありません。自分の気持ちを「相手に共感してほしいから話す」ことが多いのです。

女性から見れば、男性の話はシンプルすぎて「味気ない」ように見えるようです。しかし、男性の言語能力は1日2000語あまりですから、無駄な言葉はなくして、筋道を立てて簡潔明瞭に用件を話そうとします。

それに対して、女性の話は男性からすると「要するに何が言いたいの?」と言いたくなるほど回りくどく感じられます。女性は用件というよりも、最近味わったうれしかったこと、悲しかったこと、悔しかったこと、頭にきたことなど、自分の気持ちを、相手にも共感してほしくて話しているのです。

その「心のうちにある思い」を本当にわかってもらうためには、ことのいきさつから、登場人物に至るまでこと細かに状況説明をすることになるので、結局、男性からするとその話は回りくどく、イライラするものになります。

また、男性は、まず頭の中で「考えてから話す」ことが多いのですが、女性は、「話しながら考える」という人が多いようです。

話をする目的も、男と女では違います。男性は、「情報収集」と「問題解決」が最大の関心事ですが、女性の場合は、「相手と良い関係を維持すること」に関心があり、おしゃべり自体を楽しむことに関心があるのです。

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