家族学の勧め
家族学の勧め
人生でもっとも重要な人間関係は、愛する人との関係です。
ふたりの人間がおたがいを、無条件に愛しあい、支えあうという関係は、この世でいちばん神聖なものです。そうした関係こそが、わたしたちに真の喜びとは何かを教えてくれるのです。
ところが、人によってはその関係が、
天国から地獄くらいの差があります。
ほとんどのカップルは、感情的な問題やさまざまな不安がじゃまをして、意思を通じあい、完全に心を開いて一体となることがなかなかできません。もっとも、そういう波風も、ふたりが成長するためには必要なものなのですが。
現在、日本においては、〃家庭内別居"とか〃家庭内離婚"という言葉に象徴されるように、夫婦間の葛藤が増加し、離婚件数が急増しています。
そのような夫婦間の葛藤は、そのまま子供に反映して、情緒不安定や勉学意欲喪失をきたし、いじめや不登校、ひきこもり、うつ症状といった諸問題を引き起こしています。
「家族構成の土台」は「夫婦の関係」ですから、家庭の中に起こってくるすべての問題の根本的な解決のカギは、実は「夫婦関係の改善にある」というのが、私のカウンセリングの経験から得た結論です。
どんなに複雑で困難な問題があっても、夫婦仲が良くなり、信頼関係が築かれていけば、必ず解決の道が見えてくる"というのが、私の信念でもあります。
夫婦とは、家族とは、築いていくものでもあります。
男性と女性の違いを理解し、お互いの心を理解し、夫婦となっていく努力が必要なのです。