困った相手に対して
困った相手に対して
愛されるためには、愛するしかない
困った相手、というのは、例えば、暴力を振るう夫、仕事のことしか考えていない夫、アルコール依存症の妻、拒食症の妻、うつ病の夫、自殺願望の夫、暴力団の夫、浮気癖の夫、衝動買いの妻、ギャンブル依存症の妻、共依存など、いろんな方々がおられて、その配偶者にとっては、この夫(妻)は困ったものだ。と考えているわけです。
どうしてそうなってしまったのかは、その方の幼少時代、あるいはおなかの中にいたときからの父母の夫婦関係や、生育暦などを探っていくことによってある程度は理解していけるでしょう。
ごく大雑把に言えば、これらの問題行動にいたる人は、それまでの歩みの中で、
◆愛されて育つという経験が乏しかった。
◆セルフイメージが低い
◆ありのままの自分を赦し、愛することができない
◆将来への恐れと不安を抱いている
◆確かな生きるよりどころや生きる目的を持っていない
◆自分のことで精一杯で他の人のことまで考えられない
◆人生を見る視野が狭い
◆人生を長いスパンで見ることができずその場限りの生活
◆心のうちに、安らぎや平安がない
このような傾向があるように思われます。
そして、不安や恐れの心を満たすために、手っ取り早く解決できそうなものに走ったり、その感情を抑えることができずに暴力などに走ってしまいます。
ですから、心が満たされることがなければ、この問題の解決はありません。アルコール依存症の人に、ただアルコールはやめなさいといって、アルコールを断つだけでは解決にはならないのです。
薬物依存の場合には、すぐに薬物を絶つことが不可欠です。
ともかく、いずれの場合も、表に現れた現象だけではなく、その根本にある原因を解決する必要があるのです。